定番だが価値の高いスバルのSシリーズ
3)スバルS20#系
すでにノーマルでも非常に高いポテンシャルを持つ車両をベースに更なる妥協なきポテンシャルアップを図るのがスバルのS20#系だろう。初登場は2000年に登場したGC8型インプレッサをベースとしたS201で、当時はまだ280馬力規制があった時代だったが、コンプリートカーということで300馬力を発生させていた。
S202からS204は2代目インプレッサ、R205(205のみSではなくR)は3代目インプレッサハッチバック、S206はWRXセダンがベースとなり、S207からは現行WRXがベースとなっているが、どれも純正よりもポテンシャルが向上しているのがポイントだ。S209は北米専売車となるが、日本へ輸入する業者が登場するのも時間の問題だろう。
4)トヨタ・クラウン リボーンピンク/若草色エディション/空色エディション
先代のクラウンが登場したときの発表会で突如登場したピンク色のクラウン。当時のトヨタのCMキャラクターであったドラえもん(の実写版)に登場するどこでもドアの色がモチーフとされたそのモデルは、2013年9月に1カ月の期間限定で受注を行い実際に販売がなされている。
そのピンクのボディとホワイトの内装は衝撃的で企業の広告塔代わりに導入するところもあるなど、注目度の高いモデルとなった。その勢いに乗じたのか、2015年には当時のCMに登場していた若草色と空色のクラウンについても期間限定で販売されたが、こちらはピンクほど話題に上がらず、ある意味レア車となっている。