ハイブリッドなのに150万円を切るモデルも
3)マツダ・デミオ
国産コンパクトクラスでは唯一ディーゼルエンジンを設定するデミオ。しかし、ディーゼルエンジンを選ぶと180万円~と価格が跳ね上がってしまうので、当然狙うはガソリン車となる。じつはデビュー当初は1.3リッターだったガソリンエンジンだが、マイナーチェンジで1.5リッターへと排気量がアップされている。にもかかわらず、ベースグレードの15Cで約140万円~と買い得感が強い。もちろん先進安全装備は標準装備だ。
さらに、プラス10万円で多機能なナビゲーションのマツダコネクトを装着することも可能。マツダコネクトはデビュー当初こそ酷評される出来だったが、その後のバージョンアップでかなり改善されている。市販の10万円クラスのナビとそん色ないかそれ以上の実力を持つようになってきているのだ。
4)スズキ・イグニス
いくら価格を重視するからってやっぱりハイブリッド車がいい、というワガママな人にオススメしたいのが、スズキ イグニスだ。マイルドハイブリッドなのでモーターのみの走行はできないが、発進時などにモーターがアシストしてくれることで、燃費は今回紹介した4台の中でトップの28.8Km/L(JC08モード燃費)となっている。
HYBRID MGグレードなら先進安全装備を装着したセーフティパッケージ装着車でも約148万円と、ハイブリッドシステムを搭載していることを考えれば大バーゲン価格だろう。クルマに興味のない人なら関係ないかもしれないが、遊び心が散りばめられたエクステリアも楽しいポイントだ。