エンジン車以上のパフォーマンスを見せることも!
3)加速性能が高い
ゼロから瞬時に最大トルクを発生させることができるモーターの特性上、下手な内燃機関搭載車両よりも鋭い加速性能を持っている。スポーツ走行とは無縁だったとしても、危険回避のためにやむを得ず急加速をするときなどにも役に立つはずだ(基本的に危険回避はブレーキ操作が原則ではあるが)。
4)非常用電源になる
自然災害の多い日本において、いざというときのインフラの確保は重要なポイントだ。その点、大容量のバッテリーを持つ電気自動車はいざというときのライフラインとなってくれるはず。近隣の地区の電気が回復しているようなシチュエーションであれば、そこまで自走で向かい、充電して戻ってくるという方法もできる。もちろん、これは電気自動車が1台あれば完結する方法だ。
ほかにも避難場所に指定されるような広い空間に電気自動車を何台か搬入し、ドアを解放して暖房をONにすれば、室内空間を温めることもできる。これはエンジンを搭載しない電気自動車だからできる方法と言えるだろう。