フェンダー側面からホイールがはみ出すと保安基準違反
それから、リム径とリム幅はタイヤサイズに合わせて決まる。タイヤやホイールを交換しても、基本的にタイヤの外径は変えられないので、インチアップ(ダウン)するときは、タイヤの外径が変わらないように、タイヤとホイールのサイズを組み合わせる必要がある。
またホイールのリム幅は、タイヤごとに適正サイズがあるので、適合するようにし、なおかつホイールハウス内にきちんと収まることが重要。
あとはインセット。ドレスアップではツライチ気味の方が人気があるが、トレッドが変わると操縦性が変わるので、基本的には純正サイズが一番バランスはとれている。
ルックス重視でインセットをプラスしたいという人も、フェンダー側面からのタイヤ・ホイールがはみ出すと保安基準違反となるので、攻めすぎるのは要注意。
3万点もあるクルマの部品の中で、タイヤ・ホイールといった限られたパーツだけの専門店がたくさんあるのも、こうした組み合わせが複雑で、特別な商品知識や取り付け技術、ノウハウが欠かせないからであり、お気に入りのホイールが自分のクルマに装着できるかどうかは、専門店でアドバイスをもらってから購入したほうが安心だ。