この記事をまとめると
■筆者は実際にEVを所有するオーナー
■環境性能や俊敏なモーターの加速などメリットは多いという
■一方でエンジン搭載車に対するデメリットも観じているので4つを伝える
なんだかんだ言っても長距離移動時の航続距離は気になる
排出ガスがゼロだったり、走行コストが低かったり、モーターによる俊敏な加速が魅力だったりとメリットもたくさん存在する電気自動車。かくいう筆者も電気自動車オーナーの一人ではあるのだが、実際に所有してみるとメリットだけではなく、やはりどうしてもデメリットも気になってしまうところ。そこで今回はそんな電気自動車の弱点をピックアップしてみたい。
1)やっぱり航続距離が不安
7~8割ほど充電されていれば200km前後は余裕で走れてしまう昨今の電気自動車だけに、日常生活で使用する上ではまったく不満はないのだが、極まれに長距離移動をするときなどはもう少し航続距離が長いといいな、と思うことも。そう頻繁に遠出をすることもないので、ストレスを感じるほどではないが、不満であることに違いはない。
2)暖房の消費電力
エンジンの排熱を使って暖を取る内燃機関のクルマとは違い、一般家庭のエアコンのようなシステムを採用している電気自動車。それだけに寒い時期でもスイッチONで温風が出てくるまでの早さは非常にありがたいのだが、その反面、消費電力が大きいため航続距離が1割程度悪化してしまうのが難点だ。