急いでいるときの充電器の混雑は厳しい
3)充電待ちの時間
電気自動車が普及するにしたがって増えるのが充電待ちの時間だ。最近ではアプリなどで充電器の満空情報を見ることができるようになったので、埋まっていれば別のスポットへ向かうということもできるようになったが、充電器が少ない地域では結局待つ羽目になってしまう。時間に余裕があれば問題ないが、時間に追われているときは非常にヤキモキしてしまう。
4)バッテリーの劣化の不安
急速充電時のコントロールやバッテリー自体の進化によって、劣化しにくくなっていると言われてはいるが、やはりいつ駆動用のバッテリーの劣化が始まるのかが気になってしまう。保証期間内に一定以上の劣化が認められたときは保証交換してもらえるとはいえ、規定まで劣化するまではやや劣化した状態のバッテリーで走行しなければならないというのも気持ちのいいものではないというのも事実だ。
と、ネガティブな部分をピックアップしてしまったが、トータルで言えば個人的には電気自動車を購入して十分満足している。現在、昔を知る人が「昔のキャブ車は味があった」というように、いつか「昔の電気自動車は味があった」と言われる日がくるのかもしれない。