見た目は実用車なのにエンジンは超強烈! リアル羊の皮を被った狼な国産車5選 (2/2ページ)

三菱がランエボならスバルはWRXのエンジン!

3)スバル・フォレスター

 今では立派なSUVだが、当初はワゴン的なフォルムでエンジンもインプレッサ譲りだった。なにしろ、初代登場時は250馬力の2リッターターボしかなかったほど。なぜかというと、2代目インプレッサとして考えられていたから。

その後の2代目、3代目でもEJ20型を搭載するなど、インプレッサ譲りは変わらず。走りにこだわったSUVとして進化してきたことからすると、5代目である現行型にターボがないのは少々寂しい。

4)トヨタ・カルディナGT-T

 初代カルディナはワゴンブームに乗って大ヒットとなったが、それに続く2代目では落ち着いたものの、スポーツグレードが設定されて話題になった。それがGT-Tで、中身は当時、WRCで暴れていたセリカGT-FOURと同じ。エンジンは伝統の3S-GET型なのだが、セリカが255馬力だったのに対して、260馬力にアップしているのには驚く。もちろんフルタイム4WDだ。

5)スバル・プレオRS

 ヴィヴィオといえば、軽64馬力戦争の牽引車であり、実際はそれ以上のパワーを出していたという伝説のスポーツ軽。そのスーパーチャージャー付きエンジンと7段シーケンシャルモードi-CVTを搭載した、トールボディのプレオに搭載したのがこちら。

 スーパーチャージャーなので低回転からグイグイと加速していくし、シーケンシャルモード、つまりマニュアルモードも変速ラグが0.2秒しかなく、スパスパ決まってとても楽しかった。


近藤暁史 KONDO AKIHUMI

-

愛車
フィアット500(ヌウォーバ)/フィアット・プント/その他、バイク6台
趣味
レストア、鉄道模型(9mmナロー)、パンクロック観賞
好きな有名人
遠藤ミチロウ、岡江久美子

新着情報