
第二世代GT-Rが積んだ最強の名機をぶち込んだワゴンも
羊の皮を被った狼という言葉があるが、実例で見ていくといろいろなパターンがある。そのなかのひとつが、スポーツモデルのエンジンを実用車にも積んだというのがあるだろう。今回はそんな中身が狼の、羊グルマを5台紹介しよう。
1)日産ステージア260RS
ステージアはそもそもがスカイラインワゴン的な立ち位置で登場したクルマで、当然エンジンはRB型の直6を搭載していた。2.5リッターのシングルターボだったのだが、1997年にオーテックからリリースされた260RSはそのグレード名からもわかるように、GT-Rと同じ2.6リッターのツインターボを搭載したもので、GT-Rワゴンの名にふさわしい走りを披露した。
2)三菱エアトレック ターボR
ランエボに搭載されていたのが4G63型。広く使われていたエンジンだが、ランエボまんまで搭載されたのが、SUVのエアトレック、2002年に登場したターボRだ。もちろん4WDであるが、パワー自体はデチューンされている。
また三菱では、1.8リッターターボを積んだ、ランエボ顔のリベロGTもあった。