ほかのクルマのパーツを流用できることも
3)流用できそうな部品を把握しておく
メーカーやディーラーでは基本的にはその車種に適合する部品しか供給してくれないが、じつはそのまま流用ができる部品や、小加工で装着できる部品も少なくない。とくに同じプラットフォームを使っている兄弟車や、同じエンジンを搭載していた他車種などは流用できるパーツの宝庫の可能性が高い。
そのため、その部品だけに執着せず、広い視野を持って部品探しをすることも必要だ。時には他メーカーの部品が流用できることも少なくないので、メーカーの垣根すら乗り越える覚悟が必要なのである。
4)海外にもアンテナを張っておく
輸入車の旧車ユーザーはもちろん、日本車の旧車ユーザーもチェックしてもらいたいのが、海外の情報だ。信頼性の高い日本車だけに正規輸出だけでなく、並行輸出されたものも数多く存在し、まったく縁のない海外でリプロダクト品(再生産品)がリリースされているということもある。
また、日本国内ではフルモデルチェンジしたが、海外では旧型モデルが継続販売されている場合もあり、海外の方が安定して部品が流通しているということも。もちろん、仕向け地によって仕様が異なるため、すべての部品が使えるわけではないが、そのあたりも含めてアンテナを張っておきたいところだ。