日本でバカ売れしたスバルのてんとう虫
3)スバル360
これはいわずもがな、日本のモータリゼーションの突破口にもなったクルマだけに、よく見かけた。といっても、今のようにみんなかディーラーに殺到して新車を買ったというのではなく、中古を月賦(今のローン)で買うのが精一杯の時代だ。その後、低価格を武器にしたN360の登場などで、販売は苦戦することになる。
4)アウトバック
日本では以前より、レガシィの派生的な存在だが、アメリカではSUV好きに大ヒット。そもそも、初代が登場したのはアメリカが先だったし、セダンのアウトバックが北米市場では存在したほど。
アメリカではコンパクトな部類に入るし、ワゴンベースで構えずに乗れるのもいいようで、初代から現行モデルまで、ヒットを続け、米国での販売台数は200万台を突破したというから、凄い。
5)フォレスター
アウトバックがアメリカでナンバー1なら、世界ナンバー1はこちら。初代から海外で販売されていたが、3代目、4代目と進化するに従って人気も上昇。
現行である5代目はニューヨークショーでお披露目されたほど、海外に市場をシフトしている。実際、アメリカでもアウトバックとほぼ互角なうえに、欧州と日本などでも人気なので、世界で一番売れているスバル車となった。アメリカではコンパクトなSUVとなるため、女性ユーザーが多いのも特徴である。