人によっては圧倒的メリットあり!
ここ数年、圧倒的な人気ジャンルに成長したSUVやいざという時に多人数乗車が可能ということで相変わらず高い人気を誇るミニバン。どちらも決して手ごろな価格ではないものの、街中で見かける機会の多い人気ジャンルの車種となっている。
一方で、一時代を気付いたセダンやステーションワゴンといったジャンルはどちらかというと不人気となりつつあり、あのトヨタが「セダンの復権」と銘打った車種を登場させるほどとなっている。しかし、そんな不人気となってしまったジャンルにも当然いいところはたくさんある。そこで今回はそんな不人気ジャンルを見直すべく、良い点をピックアップしてみたい。
1)セダンの良いところ
セダンの良いところはやはりフォーマルな雰囲気だろう。日本のショーファードリブンであるセンチュリーをはじめ、高級車と呼ばれる車種のほとんどがセダンタイプであることからもそれは明白だ。
もちろん、国産車だけではなく、メルセデスベンツSクラスやBMW7シリーズなど、欧州ブランドも多分に漏れずだ。
また、セダンというボディ構造はリアに独立したトランクルームがあることで、ボディ剛性はもちろん、静粛性に関しても有利となっている。リアに大きな開口部を持つミニバンやSUVはどうしてもこの点で劣ってしまうのである。