最大のポイントはフィルターの点検
そしてエアコンメンテの最大のポイントがフィルターの点検。以前はエアコンにフィルターが付いていなかったので、ゴミが内部に入り込み、腐敗して悪臭の原因になったりしたが、ここ最近は軽自動車にも付いているほど。
フィルターがあるのはグローブボックスの奥がほとんどで、一部センターコンソールの裏にあるが、いずれにしても分かっていれば外すのは難しくはなく、取り扱い説明書を見ながら誰でもできるレベルだ。
外してみると、けっこう汚れていることが多い。黒くすすけているのは排気ガスなど。すき間を見ると葉っぱや虫の死骸なども挟まっていることもある。これらは叩いて落とすこともできるが、最終的には人間が吸い込むので、ケチらずに早めに交換してしまおう。汚れの進行は都会と地方など、使用場所によって違うので、定期的に点検するしかない。
そのほか、やっておきたいのが吹き出し口のクリーニング。奥の奥まではできないが、綿棒や割り箸を軸に布を巻いたもので、網状になっていると面倒だが、各吹き出し口をきれいにしていく。こちらもそんなに汚れていないと思いきや、けっこう汚れていることが多い。これを吸っていたかと思うとゾッとするが、実際、発がん性があるという研究結果もあるほどなので、定期的にきれいにしておこう。
最後に外気導入と内気循環の吸い込み口まわりをチェック。前者はワイパーの付け根。後者は前席の足下になるので、それぞれチェックして汚れなどを取り除いておこう。