日本の旧車マニア悶絶! 感涙ものの国産旧車がタイで普通に走っているワケ (2/2ページ)

東南アジアでは日本車が圧倒的なシェアを誇る

 バンコクでも筆者の散歩コースのなかに、クローントム(通称泥棒市場)というものがあり、そのなかに自動車関連部品を販売する多くの店舗や軒先で修理を行う業者などが多数ある。このような場所があるからこそ、旧車を日常生活の足として使い続けても不便を感じないのかもしれない。

 世界的には日本車の元気がいまひとつと感じる場面も多いが、こと東南アジアに限っていえば、新車の販売では圧倒的なシェアを誇る国も多く、数少ない“楽園”となっている。そのなかで旧車が多く街なかを走っていることで、その耐久性能などを見て「やっぱり日本車だよね」と、日本車の信頼性の高さにこれらの旧車がひと役買っているのかもしれない。

 ただ、あまりにも昔の日本車が元気に走っていると、「昔の日本車は良かった」とも言われかねないので、今どきの日本車もけっして手を抜くことのないよう切磋琢磨を続けてほしいものだと思った。


小林敦志 ATSUSHI KOBAYASHI

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愛車
2019年式トヨタ・カローラ セダン S
趣味
乗りバス(路線バスに乗って小旅行すること)
好きな有名人
渡 哲也(団長)、石原裕次郎(課長) ※故人となりますがいまも大ファンです(西部警察の聖地巡りもひとりで楽しんでおります)

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