ガソリンのスマートに乗れるのはこれが最後! 80台限定の特別仕様車が登場

シックかつスポーティなデザインでオトナな印象に

 メルセデス・ベンツ日本は2019年4月19日、シティコンパクトカー「スマート」の特別仕様車を2車種発表した。全国のメルセデス・ベンツとスマート正規販売店ネットワークを通じ、計80台限定を販売する。スマートは次期モデルで電気自動車専用のブランドとなるため、ガソリンモデルで最後となる特別仕様車だ。

 スマートは最小限のボディサイズでありながら、最大限の利便性や快適性、安全性、環境適合性を凝縮したマイクロコンパクトカーとして1998年にデビューした。全世界での累計販売台数は220万台超で、日本での累計販売台数も4万台以上に達している。

 今回発売する特別仕様車は「スマート・フォーツー・ブラックシルバーエディション」と「スマート・カブリオ・ホワイトブラウンエディション」の2車種。

 スマート・フォーツー・ブラックシルバーエディションは最高出力90馬力、最大トルク135N・mを発生する「スマート・フォーツー・ブラバススポーツ」のパワーユニットを搭載した。ブラックとシルバーマットを基調とした専用アルミホイールやフロントスポイラー、サイドスカート、ドアミラー、リアディフューザーを採用している。ブラックのボディにシルバーマットをアクセントにすることで、シックでありながらスポーティさを演出した。

 内装にもブラックのファブリックシートや専用のインテリアトリム、ステアリングホイール、ブラバスのパドルシフトとロゴ入りのベロアマットを取り入れた。フルカスタムオーダープログラム「テーラーメイド」の専用装備であるシフトノブ、パーキングブレーキハンドル、スポーツペダルなどを採用することで、エクステリアとの一体感を表現している。

 スマート・カブリオ・ホワイトブラウンエディションは、ホワイトとブラウンを組み合わせた専用のアルミホイールやブラウンのソフトトップ、グレーマットのディフューザーなどを備え、ホワイトの中にブラウンが映える上品なエクステリアに仕上げた。

 内装は全体的にブラウンを用い、特別仕様車専用となるブラウンとブラックを組み合わせたレザーツインシートと、ブラウンのダッシュボードを使用。また、通常設定にないテーラーメイドプログラムの専用装備をアクセントにし、ソフトトップを閉じた状態はもちろん、オープンドライブの際にも華やかなインテリアを楽しむことができる。

 価格はスマート・フォーツー・ブラックシルバーエディションが50台限定で299万円、スマート・カブリオ・ホワイトブラウンエディションが30台限定で316万円。


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