エアコンの温度は高いほうが良いわけではない
5)上り坂でもアクセル一定
上り坂やサグ部の速度低下が渋滞の大きな原因と指摘されている。上り坂やサグ部でもアクセル一定=速度低下というのは論外で、上り坂やサグ部に差しかかる前から少しアクセルを踏み足して、ある程度勢いをつけて上ったほうが負荷が少なく、速度もキープできて、燃費の面でも都合がいい。
6)停車中のアイドリング
クルマにもよるが、10分間のアイドリングで130~150ccぐらいの燃料を消費する。同乗者の乗降待ちや荷物の積み下ろしなどでも、こまめにエンジンを止めたほうが経済的。
7)エアコンの多用・設定温度
エアコンの使用が燃費に与える影響は少なくない。一般社団法人日本自動車工業会の調べでは、車内と外気温が同じ25度の場合に車内でエアコンを利用して25度に設定すると、12%ほど燃費が悪化したというデータがある。
GWや秋の行楽シーズンなどは、エアコンを使わず、窓を開けて走ったほうが、気持ちよく、燃費にいいケースも!
真夏の場合、当然エアコンは欠かせないが、自動車用のエアコンは家庭用のエアコンと違い、その設定温度が高いほうが燃費がいいというのは間違い。25度ぐらいに設定するのが、一番効率がいいとされている。
8)まったりしたアクセルワーク
アクセルワークはある程度メリハリがあった方がいい。AT車なら、加速終了のタイミングでアクセルペダルを少し大きめに戻すようにすると、ポンポンとシフトアップされて回転数が下がるので燃費もアップ。
下り坂では、早めにアクセルを全閉にし、エンジンブレーキを効かせると、燃料噴射が止まり、燃料が減らなくなる。