名車と呼ばれるクルマはボロボロでも高値が付く!
台数限定のモデルやスーパーカー、そしてクラシックカーなどは値段の高騰がすさまじく、新車時の価格を大きく上まわる価格で取引されていることも珍しくない。なかにはボロボロの状態でも高値で取引されるケースもあるほどで、今年の東京オートサロンで行われたオークションでも、レストア途中でバラバラの状態のフェアレディZ Z432が700万円で落札されたことを覚えている人も多いのではないだろうか。
また、ネットオークションでもほぼ土に還りかけているような状態のハコスカ(3代目・日産スカイライン)でも数十万円の入札が入っていたり、書類がない部品取りのような個体でも同じく入札があるような状態となっている。
それでは逆に限定でもレアでも、人気のスポーツカーでもないような普通のクルマがピカピカのコンディションだったらどうなるだろうか? もちろん、まだ新車で買えるような高年式のモデルであれば、プレミア価格がつくことは間違いなくあり得ないが、たとえば販売終了から20年前後が経過した90年代の車種だったらどうだろう?