消費者のニーズと合致した結果といえよう
なおかつ、e-POWERは、電気自動車(EV)日産リーフのモーターなど電気技術を応用したシリーズ式であるため、e-Pedalと呼ばれアクセルのワンペダル操作による運転を可能にしている。発進・加速から、減速し停止するまで、アクセルペダルだけでの運転が可能になり、コツを呑み込めば、ブレーキへのペダル踏み替えなしで走ることができる。なおかつ停車時も、ブレーキペダルを踏まなくても大丈夫なほどだ。
ワンペダルでの運転は、ペダル踏み替えの際に約1秒とされる空走時間をなくすことができ、ことに緊急時などでのペダル踏み間違いや、ブレーキペダルの踏みそこないなどに対し、アクセルペダルを戻した時点で回生ブレーキによる減速が開始されるので、最終的な衝突を低減させる可能性も備える。つまり低燃費という環境性能に加え、より安全に資するハイブリッド方式でもあるのだ。そほのか、ブレーキパッドの摩耗も抑え、整備費用の低減も実現できる。
日産がいちはやくEVの量産をした成果がe-POWERの商品性を大いに高めている。同じハイブリッド車といえども他社と異なる商品力を、消費者は嗅ぎ取っているのだろう。
一方、昨18年の暦年における国内販売台数で日産は軽自動車を含めても61万台強だ。かたやトヨタは156万台以上であり、2.5倍以上、上まわる。電動化商品の一層の拡充が、国内での日産の販売をさらに押し上げるのではないだろうか。