一般オーナーの手洗いよりクルマに優しい! キズの心配が減ったイマドキの洗車機事情 (2/2ページ)

手洗いなら傷がつかないということはない

 それでもソリッドブラックや紺色のボディは洗車傷が目立つ……と心配する人は、ブラシを使わずに高圧の水流だけで汚れを洗い流す、ノンブラシ洗車機を利用すればいい。

 これなら傷がつく心配はないが、その代わり鳥の糞や樹液、水垢などのしつこい汚れは落ちないというデメリットも。手洗いなら安全かというと、そうとも言い切れなくて、拭き取り用の乾いた雑巾が天日干しでパリパリになっているようだと、洗車機のブラシ以上に傷つく可能性も大。

 またスポンジによる手洗いでも、意外にゴシゴシと力が入り気味で、その圧力は洗車機ブラシの圧力の約10倍にもなることがあるらしい。もちろん手洗い洗車のエキスパートならパーフェクトな洗車が期待できるが、そうでない人は、最新の洗車機を上手く使うのが、時間的にもコスト的にもベターなはず。

 一番オススメなのは、最新の洗車機で、高圧洗浄のオプションと、泡洗浄のオプションを追加するメニュー。よほど手洗いにこだわっている人でなければ、試してみてもいいのでは?


藤田竜太 FUJITA RYUTA

モータリングライター

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日産スカイラインGT-R(R32)/ユーノス・ロードスター(NA6)
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