オシャレ極まりない輸入車だって選択可能
3)トヨタ・カローラスポーツ
そしてもう1台、日本車からオススメしたいのが、トヨタ・カローラスポーツです。長い間、日本の大衆車として歴史を重ねてきたカローラですが、「もっと若い世代にも乗ってほしい」との想いから、2018年に大変身。若々しいデザインで、いつでもオペレーターと通信できたり、クルマとLINEで会話ができるなど面白い取り組みが話題の「コネクティッドカー」として再出発しました。
そのカローラスポーツにも、6速MTが設定されています。1.2リッターターボエンジンとの相性がとても良くて、走り出した瞬間から驚くほど軽やかで上質な加速フィール。MTの操作感も神経質なところがなくて扱いやすく、市街地でも気持ちよく走らせてくれます。乗り味も硬すぎないけどほどよい重厚感があって、高速道路でも快適。ロングドライブが好きな女子にもオススメです。
4)MINI
さて、お次は輸入車で選ぶとしたら、女子ウケも男子ウケもよくて、価格もちょっと控えめでMTがあるのは、みんな大好きMINIですね。便利な5ドアが主流になりつつありますが、シングル女子ならまずは3ドアのタイプを。
MINIには外観やインテリアを自分好みに変えられる、いろんなアクセサリーが出ているので、車両本体への予算を少し余らせてそちらに回すのが得策だと思います。そのほうが、見るたび乗るたびに「アタシのMINI」って満足度がアップしますからね。
そして走りはキュートな見た目によらず、かなりエキサイティングです。ちょっと気分が沈んでいた日でも、MINIを運転していたらだんだんと気持ちが晴れてきた、なんて話もよく聞くほど。きっとMTなら、運転に夢中になってイヤなことも忘れちゃいますよ。
シートのサポート性が高く、小柄な女子がちょっとヤンチャに走っても身体がフラフラしないため、結果的に疲れにくいというのもMINIの美点です。
5)アバルト595
さぁ最後は、このクルマに一目惚れしてどうしても乗りたいと、AT免許から限定解除してまで買う女子が多いという、アバルト595。そう、サソリのエンブレムが目印だけに、猛毒にやられる女子が後を絶ちません(笑)。
外観は、遠くから見るとコロンとしていてキュートなんです。でも近づいてよくよく見てみると……、ニョキッと出た2本のマフラーに、大きなエアインテークが迫力のバンパー、立派なルーフスポイラーも! これはタダ者ではない雰囲気がただよってきます。
というのもアバルトは、その昔モータースポーツシーンで大活躍した伝説のレーシングカーを作った、凄腕エンジニアの名前を冠したブランドなんです。そのスピリットが溢れているのだから、そんじょそこらのMT車とはワケが違う。全身がシビレるような走りが体験できるので、刺激に飢えている女子はぜひアバルトの世界に飛び込んでみてくださいね。
いろんなコンパクトMTをご紹介しましたが、メーカーや作り手の思想がより明確に、味わい深い違いとなって表れるのも、MT車の魅力かなと思います。きっと乗るだけで、今までとは違う自分に出会えるはず。ぜひトライしてみてくださいね。