名機を積んだクルマももう間もなく買えなくなる
5)トヨタ・マークX
21世紀を迎えてのリセットということで、IIからXに変わったが今や古臭さは否めない。そもそもトヨタがセダンのモデル数を減らすと明言しているだけに、次がないかも。
古臭さは悪いことではなく、日本のミドルサルーンってこうなくっちゃ、という懐かしさにあふれる。輸入車を追いかけるばかりがいいわけじゃないというのを強く思わせてくれる。フローリングに対する畳の感じといえばわかりやすいか?
3.5リッターはもちろん、2.5リッターのV6というのも味があってよし。
6)スバルWRX STI
WRCの大暴れの立役者など、伝説に事欠かないEJ20型エンジン。環境対応などの問題で、どんどんと切り替えられ、今やWRX STIに残るのみ。荒々しい、パンチのあるフィールはこれからはもう出てこないだろう。
7)日産ジューク
日本に限らず、世界的に見て、デザインコンシャスなクルマは1発屋で終わる可能性はある。2代目が出てもなんかあっさりしちゃったな、だったりするし。そういう意味では、次はあるものの、ど直球のデザインコンシャスを楽しみたいなら今買っておいたほうがいいかもしれない。ただ、打倒トヨタ・CH-Rで相当煮詰めているという話もあるが。
8)日産キューブ
キューブの次期型は開発が進んでいるようだが、遅々として進んでいないようだ。どうもデザインが決まらないらしいという噂もある。なぜなら、真四角なデザインは歩行者保護の形状において不利だからということらしい。しかし四角くないとキューブじゃないし、難しいところだ。
9)三菱ミラージュ
昔の名前出ていますなのだが、復活した理由は少々意味不明。150万円以下という貴重な存在で、素っ気なさも魅力。実用重視の伝統モデルに乗りたいなら、ぜひ。
付録)車名
どんどんと昔からの車名が消えていくが、マツダ3など、マツダが一気に変わる可能性は大。ヴィッツも変わる噂があるし、車名だけででも今買っておく!?