時代の流れで消えてしまう可能性大のクルマたち
あのとき買っておけばよかったのに……。というのはクルマに限らずよくあること。人気や値段が高くなるとなおさらなのだが、逆を言えば今の瞬間にも「今買っておけグルマ」は発生し、そして消えていくと言っていい。今回は後悔しない、今買っておけグルマを紹介しよう。
1)レクサスRC F
2019年のデトロイトショーで発表されたのが、RCのマイナーチェンジ版。それを見るにつけ、可能性が高まってきたのが、5リッターV8の消滅。
そもそもよく見たら、世界的にV8は消滅寸前で、直6の消滅を嘆いている影で意外に進行していた感がある。国産ではトヨタ&レクサスが、ランクルとLX、GSに残るのみ。日産も多かったが、シーマ、プレジデントと消え、今はない。
2)トヨタ・エスティマ
国産ミニバンの先駆的存在で、初代の大ヒットは歴史に残るが、まわりがスペース効率追求で進化したものの、エスティマはわが道を堅持。それはそれでいいことだが、さすがに息切れ。次はない可能性が高い。ただし、トヨタ関係者によると意外に次は出るかもしれないとのこと。
3)トヨタ・ハリアー
エスティマと似た感じの立ち位置で、ハリアー旋風が世界的に吹いたものの、SUV流行りの現在となると、確固たる立ち位置を確保できていない感は否めない。
4)日産GT-R
次モデルの噂がいろいろと出てきているが、どうであれ、ガラリと変わるのは確実だろう。とくにパワートレインはどれだけ電動化されるかで、そう考えるとR35のピュアさは今買っておくべき。