間違えて覚えている人多数! 見慣れているけど意外と知らないクルマの警告灯6つの意味 (2/2ページ)

現代の警告灯は点灯したら早めにチェックしたほうがいいものも

4)エンジンの形

 エンジンが壊れたと思うが、メカニズム的なものではなく、正確には制御系の異常を表す。制御にエラーが出ると点くので、すぐにプロに見てもらおう。

5)クルマに!マーク

 ハイブリッド車にしか付いていないが、ハイブリッドシステムの異常を示すもの。大ざっぱすぎてわかりにくいのは確かだ。

6)三角に!マーク

 マスターウォーニングと呼ばれるもので、クルマ全体のシステム異常を警告するのだが、従来からの警告灯と同時点灯することが多い。最近のクルマは複雑化しているゆえの、念押し的な警告灯である。

番外編:ディーゼルならではの警告灯

 スプリングみたいな形をしたのはグロープラグの警告灯。グロープラグは寒いときにあらかじめ暖めて始動性をよくするもので、最初点灯して消えれば問題なしだ。最近ではほかのディーゼルシステムの警告も兼ねている場合もある。

 また、容器の中から液体が垂れているのは、燃料フィルターへの水分混入警告。軽油は凍りやすいので、そのための警告灯だ。


近藤暁史 KONDO AKIHUMI

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