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新型BMW Z4はショートホイールベース化でスポーティさを強調! 30台の限定車も登場 (2/3ページ)

ルーフは走行中でも開閉可能

 BMWグループジャパンは国内で3代目となるオープンスポーツモデルの新型Z4を販売した。トヨタ自動車の新型「スープラ」との共同開発により、新世代のエンジンやサスペンションを備えたほか、縦型ヘッドライトやメッシュ状のキドニー・グリルなどの新しい特徴的なデザインコンセプトを採用した。

 60年以上の歴史をもつBMWロードスターモデルの象徴的な存在であるZ4。約2年ぶりに復活を果たした新型Z4は、俊敏性や運動性、正確なハンドリング性能を実現するため、高剛性のボディ構造や空力性能などを突き詰め、最適なバランスを取っている。先代モデルと比較して全長が85mm長く、全幅が75mm広く、全高が15mm高く作られている一方、ホイールベースが25mmも短くなり、より重心を下げるソフト・ルーフ・トップを採用することで、敏捷性と操作性を備えている。

 今回、採用したソフト・ルーフ・トップは、時速50km以下の走行時でも10秒で開閉することができるほか、屋根を空けていても、281リットルのトランク容量を確保した。

 デザインはひと目でZ4とわかる新しいコンセプトを採用。ボディに沿うように組み込まれたヘッドライトは内部にある2個の光源を縦方向に配置した。また、BMWの特徴であるキドニー・グリルには新たなメッシュ状のワイドなデザインを採用している。ホイール・ハウスを覆うクラムシェル型のエンジンフードはクラシックスポーツカーを彷彿とさせ、洗練されたフロントデザインに創りこんでいる。

 リヤはボリューム感のある丸みを帯びたシルエットに、細長いデザインのL字型のテールランプやシャープに形つくられたリヤスポイラー、水平方向に流れるプレスラインによって低重心と力強い印象を感じさせる。

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