クルマをくたびれた雰囲気にする原因! クルマの汚れが溜まる「すき間」6つと掃除方法とは (1/2ページ)

すき間の汚れがクルマ全体の印象を薄ぼんやりとさせる

 ボディケアの代表的存在といえば、洗車。洗うだけとはいえ、ざっと洗っただけではなんとなくパリッとしないのも事実で、なんとかシャッキリさせたいものだ。そんなときにポイントになるのが、「すき間」。クルマというのはひとつの塊でできているわけではなくて、各ボディパネルなどの組み合わせだったり、開口部があったりと、意外にすき間は多い。そこに入り込んだ汚れやゴミなどが、全体のイメージを薄ぼんやりとさせる。今回は車内も含めて、パターン別すき間の攻略法を伝授しよう。

1)パネルのすき間

 フェンダーなどパネル同士が組み合わされているところで、ドアのように開口しない部分をどうするか。ここは毛の柔らかい古歯ブラシなどですき間に入り込んだ汚れをかき出すようにする。水だけでもいいし、カーシャンプーを薄めたものを歯ブラシに少し付けてこするのもいい。歯垢のようにけっこうすき間から汚れが出てくる。

2)ドアやハッチのすき間

 これは簡単で、開けてシャンプーをかけたり、拭けばいい。しかし、洗車のときはそこまでしないことが多く、なんとなく目についたドアを開けて拭くだけだったりする。それであとから水が垂れてきたり、乗り込むときに汚れが目についてイライラすることも多い。コツとしてはボンネットから始まって、時計回りもしくは反時計回りに移動しながら順に開けて拭いていくと漏れがない。

3)給油口の中

 これもフタの開くすき間のひとつではあるが、サイズが小さいので忘れがち。空気と一緒に入り込むからか、汚れがひどい場所でもある。とくに砂が多く、洗車のときにはシャンプーを付けたスポンジをねじ込むようにして、各部に溜まった汚れをかき出してやる。最初にやると汚れを引きずってボディをキズつけたりするので、最後にやるといい。


近藤暁史 KONDO AKIHUMI

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