最近、新車のカタログで燃費項目を見ていると、計測モードのところに「WLTC」という文字を見つけることができる。これは『Worldwide-harmonized Light vehicles Test Cycle』の略称で、従来のJC08モードとは異なる測定方法によって排ガスや燃費を計測するもので、市街地・郊外・高速道路と3つのモードの数値が公表されるのも大きな変更点といえる。とはいえ、WLTCモードとJC08モードが混在しているのも事実。併記されているモデルもあれば、グレードによってWLTCとJC08を使い分けているケースもある。なぜ、一気に統一できないのだろうか?