スズキは海外生産車種を多数抱える
3)スズキ・エスクード(生産国:ハンガリー)
スズキのSUVであるエスクード。初代2代目はラダーフレームを、先代はフロアパンにラダーフレームを溶接したビルトインラダーフレームを採用していたが、現行モデルはモノコックボディを採用したクロスオーバーSUVへと変貌を遂げている。
そんな現行エスクードはハンガリーにあるマジャールスズキの工場で生産され日本へ輸入されているモデル。ここではほかにSX4 S-CROSSも生産され日本へ輸入されているほか、同社のバレーノはインドのマルチ・スズキ製であり、実は国際色豊かなメーカーなのだ。
4)トヨタ・ハイラックス(生産国:タイ)
2017年に日本で販売を再開したピックアップトラックのハイラックス。日本では13年振りの復活となったこともあり、待ちわびていたユーザーの注文が殺到し、納期に相当時間がかかったことも記憶に新しい。
ピックアップトラックというとアメリカのイメージがあるが、すでにアメリカにはタコマが存在していたことから、ハイラックスは新興国向けに生まれ変わりタイ生産となっている。そのため大量の注文に対応しきれなかったというのが、真相のようだ。