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簡素なだけの道具と侮るなかれ! 乗用ユースのマニアがいっぱいの商用車4選 (2/2ページ)

簡素なだけの道具と侮るなかれ! 乗用ユースのマニアがいっぱいの商用車4選

カートなどのトランポとして使えるクルマも!

 いわゆる「働くクルマ」に分類される商用車。ナンバープレートの分類番号(地名の隣に記される数字)が1もしくは4で始まっている車両が貨物自動車という扱いとなり、これを便宜上商用車と呼んでいるということになる。

 そんな仕事の相棒である商用車だが、なかにはレジャーなど商用以外の用途にも活用されている車種も存在している。そこで今回は、そんな魅力が詰まった商用車をご紹介しよう。

 なお、乗用車(ミニバンやステーションワゴンなど)の荷室を改造し、商用車登録しているユーザーも存在するが、今回紹介するのは、メーカーが「貨物自動車」としてリリースしている車種に限定している。

1)トヨタ・ハイエース

 言わずと知れたキングオブ箱バンであるハイエース。

 仕事の相棒としてはもちろんだが、その広い荷室を活用し、アウトドアレジャーやキャンプといった車中泊仕様にしたり、バイクや自転車、カートなどのトランポとしたり、その汎用性は無限大だ。

 また、どんなに酷使してもメンテナンスさえしっかり行っておけばへこたれることがない丈夫さも魅力であり、その需要の高さから盗難の恐怖がつきまとうというのが最大の難点かもしれない。

2)ホンダN-VAN

 アクティバン時代のアンダーフロア式のミッドシップレイアウトをスッパリ捨て、フロントエンジンのN-BOXをベースにした軽商用バンとして誕生したN-VAN。

 鼻先にエンジンがある関係上、畳のような長尺物は積めなくなってしまったが、代わりに助手席までもフルフラットになるシートアレンジを実現。さらに助手席側のBピラーをフロントドア内にビルトインすることで、ドアを開けたときに大開口部が登場するようになっているため、レジャー用途にも使えるワクワク感がある1台となっている。

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