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足の長いEV「日産リーフe+」を発売してもなお航続距離の短い通常リーフが人気のワケ (2/2ページ)

足の長いEV「日産リーフe+」を発売してもなお航続距離の短い通常リーフが人気のワケ

リーフe+はWLTCモードで満充電からの航続距離458kmを実現

 日産の電気自動車(EV)リーフに、今年1月、一充電走行距離を458km(WLTCモード)とした日産リーフe+が追加発売となった。

 2代目のリーフは、すでにJC08モードで400km(WLTCで322km)を実現し、初代の後期型での300km(JC08モード)を上まわる走行距離を達成していた。

 日産は、EVの懸念材料として世の中で言われ続けてきた走行距離の問題に対し、次々に解答をもたらしてきた。そしてリーフe+発売に至り、EVに対する距離の問題はもはや解決したに等しいといえるのではないか。

 リーフe+は、リチウムイオンバッテリーの容量を62kWhに増やして458kmの走行距離を実現している。これによって、標準車といえるリーフの存在感が薄れるのではないかと思った人があるかもしれない。だが、バッテリー容量40kWhのリーフも堅調な売れ行きを見せている。それは、なぜか?

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