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溝を眺めるだけじゃダメ! クルマの走行前に行うべきタイヤの正しい点検方法とは (2/2ページ)

溝を眺めるだけじゃダメ! クルマの走行前に行うべきタイヤの正しい点検方法とは

10円玉を使って残り溝を見るという裏ワザも!

 本来は運行前点検はオーナーに義務づけられ、乗る前には各部を点検する必要があるがなかなか励行は難しい。ただ、それでも安全に直結するタイヤだけは走る前に必ずチェックしておきたい。面倒なのは確かだが、ポイントを押さえてみればそれほど手間ではない。よくどこを見ていいのかわからないという声も聞くので、今回はこれだけは見ておきたいというポイントを紹介しよう。

 まずは外観。タイヤはゴム製品だけに生もの。次第に劣化してヒビ割れが発生してくるので、これを見る。ただ大きく割れるのは相当放置しないと起こらず、初期段階は細かいものなので、近づいてよく見るのがコツとなる。

 そしてトレッド面だが、溝の量を確認。サイドとトレッドの境目に矢印などのマーク(ミシュランはビバンダム)があり、その先の溝の中にある一段高いところが表面とツライチになったら、使用限界となる。また10円玉を溝に入れて、10円の文字の周りにある葉っぱが全部見えたら寿命というのも裏技点検法だ。

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