安全装備も好みのカーナビのどちらも諦めずに済む
コンパクトミニバンとして高い人気を誇るトヨタ・シエンタ。昨年9月のマイナーチェンジで、安全運転支援装備を充実化した。車両を上から見たような映像を純正ナビゲーション画面に表示するパノラミックビューモニターをオプション設定したり、2列シートの5人乗りをラインアップするなど、ますます魅力を高めている。
そんなパノラミックビューモニターを、社外カーナビでも映し出せるようにするのが、データシステムの「リアカメラ接続アダプターRCA094T」だ。しかも、装着はカーナビと純正のカメラ配線の間に接続するだけと手軽なところも魅力。
縦列駐車が必要な道路のパーキングメーター、狭いコインパーキング、さらには狭くて見通しの悪い交差点など、車両周辺の状況が運転席からの目視だけでは見えにくいシーンは数多くある。そのようなときに、シエンタにオプション設定されたパノラミックビューモニターは非常に便利だ。
ところが、パノラミックビューモニターに対応しているカーナビは、純正ディーラーオプションのなかでも一部のモデル。はっきり言って、選択肢は狭く、価格もカーナビのモニターサイズや性能からすると割高感は否めない。
リーズナブルな価格で納得できる性能をもったカーナビがほしい……けれど安全装備も重要。そんな悩みをもったユーザーは数多くいるに違いない。
リアカメラ接続アダプターRCA094Tは、そのようなユーザーのためのアダプターシステム(配線ユニット)だ。
先に書いたように配線の間に挟み込むだけど接続も簡単。カーナビを取り付けができるスキルのある人ならDIYでも可能だ。本体ユニットはコンパクトなので、
画面の切替操作は、純正スイッチまたは同梱のスイッチを使用する。もちろん、バックカメラのみの表示やビュー(画角)を替えることもできる。シエンタ以外にも、ホンダ・オデッセイ、トヨタ・タンク/ルーミー用など、新たにラインアップを拡大中だ。
これでパノラミックビューモニターのような安全支援機能を選ぶか、好みのカーナビを選ぶかで悩む必要がなくなったといえる。