燃費なんて関係なし! 強烈な加速を求めた国産名ターボエンジン5機とその搭載車15選 (2/2ページ)

ライバル同士切磋琢磨しあった頃のエンジンも登場!

3)スバル EJ20ターボ(初代レガシィ、インプレッサWRX STI)

 スバルのアイデンティティでもある水平対向エンジンだが、現在でも現役のEJ20型ターボエンジンは1989年に登場した初代レガシィに搭載されてデビューしている。

 デビュー当初は220馬力だったパワーも(ワゴンとセダンATは200馬力)、2005年に登場した限定車インプレッサS203では320馬力を達成。現在販売中のWRX STIも308馬力を叩き出している。

4)三菱 4G63ターボ(ランサーエボリューション、シャリオ、RVR、エアトレック)

 EJ20を紹介したならこちらも紹介しないわけには行かないのが、三菱の4G63ターボエンジンだろう。インプレッサとランサーエボリューションが互いに切磋琢磨していた頃のエンジンであり、2006年に登場したエボ9まで採用されていた。

 ランエボばかりに注目が集まるが、じつはシャリオやRVR、エアトレックと言ったRV、SUV車にも搭載(ややデチューンされていたが)されていたことがある名機だ。

5)ダイハツ JB-DET(コペン、オプティ、ムーヴ)

 660ccの軽自動車用エンジンながら、贅沢にも4気筒を採用したJB-DET型エンジン。660ccで4気筒となると1気筒当たりの容量が少なくなり、トルクや燃費面で不利となるが、4気筒らしいスムースなフィーリングや高回転域で伸びる感覚は3気筒ターボでは味わえないものだった。

 コペンのほか、オプティやムーヴにも搭載されていた同エンジンだが、これをベースにRB26DETTと同じくレギュレーションに沿った排気量713ccに拡大し、ストーリアX4に搭載されたのがJC-DET型エンジンとなる。


小鮒康一 KOBUNA KOICHI

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日産リーフ(2代目)/ユーノス ロードスター/マツダ・ロードスター(2代目) /ホンダS660/ホンダ・オデッセイ(初代)/ 日産パルサー(初代)
趣味
長距離ドライブ
好きな有名人
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