ライバル同士切磋琢磨しあった頃のエンジンも登場!
3)スバル EJ20ターボ(初代レガシィ、インプレッサWRX STI)
スバルのアイデンティティでもある水平対向エンジンだが、現在でも現役のEJ20型ターボエンジンは1989年に登場した初代レガシィに搭載されてデビューしている。
デビュー当初は220馬力だったパワーも(ワゴンとセダンATは200馬力)、2005年に登場した限定車インプレッサS203では320馬力を達成。現在販売中のWRX STIも308馬力を叩き出している。
4)三菱 4G63ターボ(ランサーエボリューション、シャリオ、RVR、エアトレック)
EJ20を紹介したならこちらも紹介しないわけには行かないのが、三菱の4G63ターボエンジンだろう。インプレッサとランサーエボリューションが互いに切磋琢磨していた頃のエンジンであり、2006年に登場したエボ9まで採用されていた。
ランエボばかりに注目が集まるが、じつはシャリオやRVR、エアトレックと言ったRV、SUV車にも搭載(ややデチューンされていたが)されていたことがある名機だ。
5)ダイハツ JB-DET(コペン、オプティ、ムーヴ)
660ccの軽自動車用エンジンながら、贅沢にも4気筒を採用したJB-DET型エンジン。660ccで4気筒となると1気筒当たりの容量が少なくなり、トルクや燃費面で不利となるが、4気筒らしいスムースなフィーリングや高回転域で伸びる感覚は3気筒ターボでは味わえないものだった。
コペンのほか、オプティやムーヴにも搭載されていた同エンジンだが、これをベースにRB26DETTと同じくレギュレーションに沿った排気量713ccに拡大し、ストーリアX4に搭載されたのがJC-DET型エンジンとなる。