生産台数わずか500台の激レアモデルも存在!
3)スズキ・X-90
1993年の東京モーターショーに参考出品された際に反響が大きかったために1995年に市販化となったX-90。エスクードをベースにし、Tバールーフを持った2シーターSUVだった。ベースとなったエスクードのコンバーチブルモデルよりも安価な価格設定ではあったが、やはり2シーターということが災いしたのか、日本国内では1000台ほどしか売れず、97年にはラインナップから消えている。一方で海外では人気車種であり、専用のコミュニティがあるほどだ。
4)スズキ・キャラ
軽自動車ながらペリメーター型フレームにエンジンをミッドシップにマウント、ガルウィングドアまで採用したマツダ(オートザム)AZ-1のOEM車であるキャラ。しかしAZ-1のエンジン自体はスズキ製のF6A型エンジンなので、純然たるOEM車と言っていいのか分からないところだが、販売スタートはAZ-1の1992年10月から数か月遅れの1993年1月で、生産終了はAZ-1よりも早い1994年11月と2年弱だった。AZ-1自体も4000台ちょっとの生産台数だったが、キャラはもっと少なく500台ほどであった。