WEB CARTOP | 独自の企画と情報でクルマを斬る自動車メディア

【試乗】ミシュランが新たにリリース! 「雪も走れる夏タイヤ」は本当に雪で走れるのか徹底チェック (2/2ページ)

【試乗】ミシュランが新たにリリース! 「雪も走れる夏タイヤ」は本当に雪で走れるのか徹底チェック

4WDのSUVに履けば圧雪路でのスラロームも問題なし!

「雪道も走れる夏用タイヤ」というキャッチで登場したミシュランのオールシーズンタイヤがクロスクライメートだ。今回15インチ以上のサイズで新コンパウンドが採用されたクロスクライメート+を北海道の本格的なスノーロードテストコースで試してきた。

 クロスクライメート+は夏用タイヤとして国内のAAにラベリングされる低転がり抵抗性能を有し、ウエットブレーキ性能は国内bラベル、走行ノイズは夏用プレミアムタイヤのプライマシーシリーズと同等の性能を有している。それでいながら冬季用タイヤとして欧州で認められている証の「スリーピーク・マウンテン・スノーフレーク」の打刻表記が与えられている。さらに「M+S(マッド&スノー)」の表記も与えられていて国内においては高速道路の冬用タイヤ規制下でも走行可能となっている。ではその雪上走行性能は実際どれほどのものか、テストしてみたのだ。

 まずはメルセデスのコンパクトSUV・GLAに装着して試走。GLAは4輪駆動の4マチック仕様だ。このコンビネーションでは圧雪路はまったく問題なく、スラロームのターンもライントレースが正確でスノータイヤとして十分な性能を発揮している。ブレーキングでもタイヤロックによるABS介入は微小で、特別な意識を持つことなく安心して運転できる。このような組み合わせはもっとも理想的と言えるだろう。

画像ギャラリー

WRITERS

モバイルバージョンを終了