MTのホットモデルも選択可能!
3)トヨタ・ラクティス(初代)
「高速大容量スタイリング」というキャッチコピーで、ファンカーゴの後継車種として登場したラクティス。ややトールスタイルで開放的な室内空間と、ダイブダウンリヤシートを採用したことで広大な荷室スペースを実現した実用性の高いコンパクトカーだ。
CVTモデルはパドルシフトを装備し、16インチの大径ホイールを装着するなど、スポーティな性格も持ち合わせており、発売前はラクティスのワンメイクレースを匂わせるコンセプトも発表されていたが、じつは開発主査がのちの86を生み出した多田哲哉氏だったのである。30万円の予算では1.3リッター、1.5リッターともに射程圏内だが、使い勝手の面ではそれほど大差はない。
4)スズキ・スイフト(2代目)
かつての“軽自動車をワイド化した”普通車を作っていた時代とは異なり、本格的なコンパクトカーを作るようになってきたスズキ。そのターニングポイントとなったのが、2004年に登場した2代目スイフトだった。本格的な世界戦略車として開発された2代目スイフトは、普通車専用の新設計プラットフォームを開発し、その結果、日本はもとより欧州でも高い評価を受ける車種に仕上がっていたのである。
そんな2代目スイフトだが、30万円という本体価格で検索してみると、ベーシックなグレードはもちろん、過走行や修復歴ありというものが多くなるが、ホットモデルのスイフトスポーツも見つけることができる。
スポーツでなくても5速MT仕様もちらほら見つかるので、MT車に乗りたいというユーザーにもオススメできる1台と言えそうだ。