その課金ちょっと待った!  付けて後悔しがちなクルマのオプション5選 (2/2ページ)

ディーラーオプションの三角表示板は割高!

4)三角表示板

 高速道路を走行中にトラブルで停車してしまった際には、表示が義務付けられているのが「三角表示板」。赤い反射板によってトラブルを後方から迫って来る車両に知らせる重要なアクセサリーだ。何度もクルマを買い換えているようなユーザーであれば、以前から所有している三角表示板を載せ替えるだけで対応しているだろうが、はじめての愛車というユーザーはディーラーオプションで用意されている三角表示板を購入しようと思うかもしれない。

 また、値引き替わりのサービスとして三角表示板や脱出用ハンマーなどがセットになったエマージェンシーキットを提案されることもあるだろう。ただし、三角表示板についてはどんな商品を買っても機能に大差はない。ディーラーオプションでは数千円もする三角表示板が、ネット通販や量販店、ホームセンターなどでは数百円~千円程度で購入できる。三角表示板に限らず、汎用的なアクセサリーは純正品よりも安く買えることは珍しくないので、購入前にリサーチしておくと無駄遣いをせずに済みそうだ。

5)マッドガード

 タイヤの泥はねによるボディの傷つきや汚れを防いでくれるマッドガード。いまや舗装路しか走らないという人も多く、標準装備されていることはほとんどない。むしろエクステリアのドレスアップ要素として選ばれることが多いかもしれない。

 さて、マッドガードを装着すると、装着した部分において4~8cm程度の地上高が下がってしまう。とくに後輪のマッドガードは、駐車場での輪止めや急な傾斜で干渉しやすくなってしまうこともある。たまに干渉するくらいであればまだいいが、日々の駐車でマッドガードが干渉するのはストレス。自分の使用状況において思い当たるところがあるのなら、マッドガードの装着についてしっかりと考えたほうがいいだろう。


山本晋也 SHINYA YAMAMOTO

自動車コラムニスト

愛車
スズキ・エブリイバン(DA17V・4型)/ホンダCBR1000RR-R FIREBLADE SP(SC82)
趣味
モトブログを作ること
好きな有名人
菅麻貴子(作詞家)

新着情報