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車載FAXに加湿器まで! 実際にクルマに採用された衝撃的な“珍”装備4選 (2/2ページ)

車載FAXに加湿器まで! 実際にクルマに採用された衝撃的な“珍”装備4選

20万円を超える高級オプションも存在!

 自動車の進化は目覚ましいが、なかでも進化のスピードが速いのがさまざまな周辺装備ではないだろうか。数年前までは一部の高級車にしか用意されていなかった衝突被害軽減ブレーキも今では軽自動車を含む多くの車両に装備されるようになり、クルーズコントロールも前走車に合わせて加減速してくれるのはもちろん、カーブに合わせてステアリングのアシストをしてくれるものも多くの車種に採用されつつある。

 その一方で、一旦採用されたものの時代の流れなどで今では見られなくなった装備や、採用したもののやはり不要だったということでなくなってしまったような珍装備も存在している。今回はそんな変わった機能、装備をご紹介したい。

1)車載FAX

 いまとなってはスマホやパソコンでのやりとりが中心となっており、FAXの使用頻度はかなり下がっていると思うが、80年代後半から90年代前半はFAX全盛期であり、デキるビジネスマンは移動中でもFAXの送受信が必須だった……のかどうかは当時を知らないので分からないが、初代セルシオなど一部の高級車などにオプション品として車載FAXが設定されていた。クルマ用に小型化されており、価格も20万円を超える高級品だった。

  

2)アンブレラポケット

 雨が降ったときに意外と困るのが、それまでさしていた傘の置き場所ではないだろうか。無造作に置いてしまうとシートやフロアマットを濡らしてしまうし、そのままトランクに入れるのも悩ましい。そんなときに重宝するかもしれないのが、N13、N14パルサー系に用意されていたアンブレラポケットだ。

 ボディに内蔵型の傘を設置することで、車内を濡らすことなく傘が収納できるというものなのだが、この傘が専用サイズで一般的な市販の傘が入らないという致命的な欠点があったのだ。

 ちなみに傘ホルダー自体は現行ワゴンRなどにも採用されているため、発想自体は悪くなかった。

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