右ハンドルの国内仕様が本邦初公開! 新型スープラに注目のトヨタブース【大阪オートメッセ2019】 (2/2ページ)

レクサスのスーパーカー「LFA」を超える高剛性を達成

 また、あのトヨタ2000GTから継承したとされる、空気抵抗低減に寄与するダブルバブルルーフなど、エクステリアにどこまでトヨタ2000GTテイストが反映されているかも、実車でチェックしたいところ。

スープラ

 メカニズム的には、電子制御多板クラッチによって後輪左右間のロック率を0~100の範囲で無段階に最適制御するアクティブディファレンシャルや、86の約2.5倍ものボディ剛性を誇る高剛性ボディにも注目。

 GRスープラでは、アルミニウムと鉄を用いた骨格構造と、異なる素材同士の接合強度を追求したことで、CFRP(炭素繊維強化プラスチック)キャビンを採用したあのレクサスLFA以上の高剛性に仕上がっているらしい。スープラ

 細かいところでは、せっかくの直6エンジンなのに、レッドゾーン(オレンジゾーン)が6500rpmではじまるのはちょっと寂しい……。(ただし、その直6エンジンの最大トルクは1600rpmという超低回転で発生! しかも500N・mというスペックを誇る)

 そもそも、直6という形式が、最新のスポーツカーとしてどうなのかという感じもするし、一方で、ミッションが8速ATオンリーというのも??? もしかすると、古くて新しいそのスペックが、GRスープラのアイデンティティなのかもしれない。スープラ

 発売前から気になるところが満載のGRスープラ。まずは大阪オートメッセ2019で実車をじっくり見てみよう。


藤田竜太 FUJITA RYUTA

モータリングライター

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日産スカイラインGT-R(R32)/ユーノス・ロードスター(NA6)
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