海外向けであるがゆえに日本では不人気なモデルも
3)スバル・レガシィアウトバック
2019年のシカゴショーで新型が登場することがアナウンスされたことで、間違いなくモデル末期となった現行レガシィ。日本国内向けにはレヴォーグがあるため、どちらかというと北米市場を意識した大柄なボディとなっているが、スバルのフラッグシップモデルという点は揺るがない。
残念ながら海外仕様に存在する6気筒モデルこそないものの、本革シートが標準装備となる上級グレードでも356万4000円と買い得感は半端ない。前述のとおり、モデル末期ということで大幅値引きも期待したいところだ。
4)三菱ミラージュ
ミラージュも昔はターボモデルやMIVECエンジンを搭載したホットモデルを擁するホットハッチだったが、現行モデルはタイで生産されるリッターカー(現在は1.2リッター)となってしまった。2012年のデビュー当初はどうにも安っぽい雰囲気が漂い、新興国向けっぽさが拭えなかったが、改良を繰り返すことで今ではすっかりマジメなコンパクトカーに仕上がっている。
昨年末には限定600台のBLACK Editionも登場し、熟成の域に達しつつあるミラージュ。ハイブリッドシステムなどは搭載されていないが、シンプルなコンパクトカーが欲しい人には一度乗っていただきたいモデルなのである。