現代のカーライフにぴったりなクルマも
4)日産ラシーン
どこでもラシーン! とドラえもんがCMで叫んでもあまり売れなかったラシーン。デザインはとてもよかったが、いかんせん走りがそこそこだったし、当時としてはクルマのキャラが曖昧で薄かった。今見ると、そこが個性的で唯一無二。性能も許せる感じだ。中古車の人気もそこそこあるものの、タマ数が少ないのが難点。
5)スズキ・ツイン
軽を通り越して、マイクロミニと言っていいスズキのツイン。もちろん2シーターで、ラゲッジも極小だったりして、話題になった割にはさっぱり売れなかったが、今乗ると足グルマとして最適。ごてごて感がなくて、シンプルに使いこなせるのがいい。ちなみにハイブリッドは300台しか売れないので、スルメグルマかは不明。
【番外編・売れたけどするめグルマ】
ホンダ・ステップワゴン
5ナンバーの箱形ミニバンの元祖ながら、新しくなればなるほどコンセプトがぶれつつ、迷走している感じ。逆を言えば、代をさかのぼるほど、コンセプトが明確でシンプル。シートアレンジもフルフラット度合いが増して、実用性の高い、使えるミニバンってこれだよなとシミジミ。
トヨタ・プリウス(初代)
ヒットはしたけど、台数的にはそれほどだった初代プリウス。今の目からするとシステムの完成度も低くて直接的な魅力には乏しいけど、乗ってみるとクルマとしての出来はけっこういいし、今のプリウスやエコ車にある押し付けがましさがなくて、じんわりと向き合えるキャラクターに溢れていて妙に落ち着く。