「究極のフラットトルク」を示すエンジンが増えている
乗りやすいクルマの特徴として、エンジンの特性がフラットトルクというのがある。つまりどの回転粋でもしっかりとトルクが出てストレスがないということなのだが、最近のカタログを見るとあることに気がつく。一定のエンジン回転数で最大トルクが維持されるクルマが増えているのだ。
本来エンジンというのは馬力にしてもトルクにしても、回転に比例、もしくは反比例して変化していくもの。今まではフラットトルクといっても、山がなだらかなだけで変化はしていた。
それが最近増えているのは、山ではなくて直線のもの。最初に立ち上がって、そのまま平らで、最後に下がるといったパターンだ。究極のフラットトルクなのだが、今でもアナログな構造のエンジンで本当にそんなことができるのだろうか?