意外と知らない消耗部品と交換時期
クルマには一般にはあまり知られていないような消耗部品が結構ある。前編ではそのようなパーツを4つ挙げたが、今回は新たに6つピックアップして紹介したい。
1)スパークプラグ
プラグには白金・イリジウムに関わらず、ノーマルタイプと長寿命タイプがある。ノーマルタイプのプラグは、2万km(軽自動車は1万km)ごとの交換が推奨されている。一方、長寿命タイプは10万kmとかなり長いので、まず自分のクルマのプラグがどちらのタイプなのかを、取扱説明書などを読んで確認しておくこと。
燃費、パワー、レスポンスのいずれの面でも、いい火花が重要なカギを握っているので、いいコンディションを保つようにしたい。
2)ワイパー
ワイパーのゴムも消耗品。払拭面にスジが入ったり、拭きムラやビビり音がするようになったら交換時期。日本は雨が多いので、1年に1度は交換しておきたいところ。ブレードごと交換するのが手っ取り早いが、ワイパーゴムだけの交換ならより安価に済む。ウォッシャー液の残量も、定期的な点検を忘れずに。
3)Vベルト
Vベルトは、クラックが入ったり摩耗してきたり異音がするようになったら交換。車検毎に点検し、5~6年に一度交換すれば大丈夫だろう。