小まめな点検で寿命を延ばすことが可能!
3)バッテリー
エンジンの始動に欠かせないバッテリーの寿命は、2〜5年と幅がある。バッテリー自体はどんどん高性能化が進んでいるが、電装系パーツが増えてきていることもあり、バッテリーの負担は大きくなる一方。使い方自体でけっこう寿命は変わるので、1年に一度、できれば半年に一度ぐらいは、カー用品店やガソリンスタンドのバッテリーテスターで点検してもらうと安心(通常は無料サービス)。最近のバッテリーはわりと前触れなくダウンするので、日頃の点検が重要だ。
4)クーラント(冷却水)
ラジエターの冷却水も定期的に交換するのが大事。冷却水のことを「不凍液」と呼んだりすることがあるが、クーラントは単に凍結を防止するだけでなく、防錆剤としての役割がもっと重要。交換を怠ると防錆剤の効果が薄れ、エンジンブロックが酸化してくるので甘く見ないこと。
通常は車検ごとの交換が目安だが、最近は交換サイクルが長い「スーパーLCC」もあるので、これなら4〜5年に一度の交換でOK。ラジエターキャップも5年に1度ぐらいは交換した方が安心だ。