25年ルールによりさらに中古価格が上昇するだろう
さらに北米では登場から25年を経過した車両は輸入に関する制限が緩くなるという「25年ルール」があるため、93年デビューのA80スープラもその対象となりつつある。そうなると、日本国内だけでなく、海外への輸出を狙うバイヤーも参戦してくることが予想できるので、必然的に国内での相場はさらに上昇するのではないだろうか。
ちなみに原稿執筆時点での80スープラの中古車は、一番安いものでも車両本体価格が98万円(NAエンジンのAT車)であり、フルノーマルの低走行車ともなると400万円台と新車当時の価格かそれ以上のプライスタグを付けているものも少なくない状況だ。
恐らく今後、新型スープラが登場したとしても80スープラの中古車価格が下がる可能性は低く、むしろどんどん上がっていくと思われるので、購入を検討している人はなるべく早めに検討したほうがよさそうだ。そして、現在80スープラを所有しているユーザーは一層大切に維持管理をしていって欲しい。