走りだけじゃなく使い勝手も両立できるから女子向き!
新年を迎えて、今年こそ何かスポーツを始めるぞ〜! と決意している女子も多いのではないでしょうか? でも、手始めにジョギングのつもりが……、あまりの寒さに心折れて断念。それじゃホットヨガでも……、身体のラインが出てしまうウェアが着られず断念。なんてことになって落ち込んでいる女子、いませんか?
それならいっそ、いつも乗るクルマでスポーツしちゃうというのはどうでしょう。普段は何気なく乗っているかもしれませんが、運転は立派なスポーツなんです。体重50kgの人が1時間運転すると、約130キロカロリーも消費するというデータがあるくらいなんですよ。ジョギングを1時間続けるなんてかなりハードだけど、運転ならちょっと足をのばして買い物やレジャーに行くだけで、らくらくクリアできそうですよね。
しかも、運転テクニックは奥が深くて、上手な人の運転を知れば知るほど、真似しようにも簡単にはできなくて、でもちょっとできた時の喜びは大きくて、きっとハマると思います。
それに、運転でスポーツすると言っても、最初からバリバリのスポーツカーに乗る必要もないんです。とくに女子は出かけるときの荷物が多いし、ふたり乗りのスポーツカーを買ってしまうと、日常生活でちょっと不便かもしれません。なのでここでは、女子が気軽に乗れて、運転が楽しくて、日常の使い勝手もしっかり叶えてくれる欲張りなスポーツモデルをご紹介します。
1)スズキ・スイフトスポーツ(先代)
まずいちばん身近なコンパクトカーの中から選ぶとしたら、スズキ・スイフトスポーツ。これなら5ドアなので後席がしっかり使えて、収納スペースも十分にあります。
1.6リッターエンジンは女子にもパワフルすぎず、いっぱいまで使い切って走る楽しさが魅力。中古車で出回っている台数としては6速MTが多いですが、探せばATモデルもあるので、AT限定免許の女子でも大丈夫です。コンパクトカーとは思えない、ガッシリとしたコーナリングは安心感も高いので、きっと山道などへドライブに出かけるのが楽しくなりますよ。
2)ホンダCR-Z
お次も女子がけっこう気軽に乗りこなせるスポーツカー、ホンダCR-Z。世界初の量産ハイブリッド・スポーツカーとして2010年にデビューし、1.5リッターエンジン+モーターに6速MTとCVTが用意されています。
CR-Zの良いところは、2+2シーターというところ。ちょっと大人が乗るにはタイトな後席スペースですが、運転席に座る前に脱いだコートとか、大きなバッグなんかはサッと後席に置いておけるし、子供なら余裕で座れるのでママにもオススメ。収納ポケットもスポーツモデルとしては多めですが、マイナーチェンジ前の前期モデルはドアポケットがちょっと使いにくいので、後期モデルの方がいいでしょう。
じつは私もCR-ZのCVTモデルを発売と同時に購入し、走行距離13万kmを越えた今も気に入って乗っています。発売当時はホンダ史上もっとも運転視界が広い、と言われただけあって、前方や左右の見切りがいいので、市街地でも運転しやすいところも女子向きです。