需要減ではなく選択肢を増やす意味でのオプション化も
2)オーディオ
低グレードはAMラジオ、上に行くとFMラジオにカセットテープ、そしてさらに上だとCDやMDが標準で備わっていた時代もあったが、現在は多くの車種で「オーディオレス」となっており、自分好みのオーディオやナビゲーションを装着しやすい配慮がなされている。
一部車種では専用サイズのナビやオーディオが標準で備わるものも存在しているが、交換できないが故の不満を聞くことが多いのは気のせいだろうか。
3)ジャッキ&スペアタイヤ
トランクスペースを圧迫するスペアタイヤを廃してパンク修理キットが標準で搭載される車種が増えてきている。そうしたクルマは基本的に、スペアタイヤに交換する作業をユーザーがすることがないため、ジャッキもオプション品となっていることが多い。そのため、スタッドレスタイヤへの交換は自分でやるというユーザーはガレージジャッキを用意するか、オプションの純正ジャッキを注文することを忘れないようにしてもらいたい。
サイドウォールへのダメージによるパンクはパンク修理キットでは対処できないため、移動頻度の高いユーザーはオプションでスペアタイヤを選択しておきたいところだが、車種によってはトランクスペースの都合でスペアタイヤの設定がないものも存在しているため注意が必要だ。