クルマとの一体感を楽しめるように仕立てている
パワートレインについては、歴代スープラに採用されてきた直列6気筒ターボと、スポーティドライブを気軽に楽しむことができる直4ターボエンジンを用意。3リッター直6ツインスクロールターボエンジンは、最大トルク500N・mを、エンジン回転数1600rpmという低回転で発生し、アクセルペダルの操作に応じた思い通りの加速を味わえる。
また、直列4気筒エンジンは、チューニングの異なるふたつの2リッターツインスクロールターボエンジンを設定。最高出力190kW(258馬力)というハイパフォーマンスを実現。軽快なスポーツ走行を楽しめるエンジンと、145kW(197馬力)を発揮する、街中から高速道路まで軽快なドライビングを味わえるエンジンが用意されている。
すでにカモフラージュ姿が披露されていたので、なんとなくスタイリングについては想像出来ていたという方もいるかもしれないが、アンベールされた姿を見ると、フェンダーまわりの膨らみ方など、カモフラージュ姿ではわからなかったスポーツカーらしい美しいフォルムが見えてくる。
開発を担当したチーフエンジニアの多田哲也さんは「走る楽しさを極めたピュアスポーツカーを追求しました。馬力やサーキットのラップタイムのような数値だけを追い求めるのではなく、いかにドライバーが車両と一体となって運転する楽しさを感じられるか、という感性性能を重視しています」と語る。