じつに639馬力/900N・mの強烈なエンジンを搭載
2019年1月11日から13日まで千葉県・幕張メッセで行われる東京オートサロン。国産メーカーと同様な規模の大きなブースを構えていたのがメルセデス・ベンツだ。
注目車種はなんといっても参考展示のメルセデス-AMG GT 63 S 4MATIC+である。関係者によると「ほんとうにもう間もなく」導入が発表されるという同車は、メルセデス・ベンツのパッセンジャーカーでもっともスポーティなAMG GTの4ドア4シータ—モデルである。
簡単なスペックを紹介すると、全長5054mm×全幅1953mm×全高1447mm。搭載されるエンジンは3982ccのV8DOHCツインターボで、最高出力は639馬力/5500-6500rpm、最大トルクは900N・m/2250-4500rpmという強烈なもの。この大トルクを車名にある4MATIC=4WD駆動でしっかりと路面に伝える。組み合わされるトランスミッションは9速ATなので、イージードライブも可能となるだろう。
また、横に並べられるように置かれていたのは、2018年のスーパーGT・GT300クラスで、黒澤治樹選手&蒲生尚弥選手のドライブにより、チャンピオンを獲得したLEONレーシングのメルセデス-AMG GT3だ。2017年シーズンはグッドスマイル 初音ミク AMGがタイトルを獲得しており、まさに最強のマシンが会場で拝めるのだ。