ファン待望のメガーヌR.S. MTモデルは2月発表予定!
2019年1月11日に開幕した、東日本最大級のカスタマイズカーイベント、東京オートサロン2019。来場したら必ず訪れてほしいのが、西館にあるルノーブースだ。
5台のロードゴーイングモデルを展示したルノーブース最大の注目モデルは白いルノー メガーヌR.S.。ぱっと見、既発売のメガーヌR.S.に見えるが、じつはこのクルマ、日本未導入のMTモデルなのだ。
メガーヌR.S.といえば、ドイツ・ニュルブルクリンクでFF市販モデル最速タイムを争うなど、卓越した運動性能で知られるハッチバックだ。当然日本のファンのなかにも「MTで乗りたい」という要望は多い。だが新型になり、日本へは6速エフィシエント デュアル クラッチ(EDC)モデルのみが導入されたのだ。もちろんゲトラグ社製の6速EDCは完成度が高く、多くのファンを納得させるものである。だがそれでもなお、操る喜びを味わえるMTを望む声はあるのだ。
今回展示されたMTは6速。ステアリング位置は右となる。6速EDCモデルと同じく、直列4気筒・1798ccターボで279馬力/390N・mを発生するエンジンを搭載。当然新型メガーヌの新兵器である4WSシステム、4コントロールも備える。
詳細は明らかにされていないが、展示されたボディカラー、ブラン ナクレMは導入されるだろう。限定なのか、カタログモデルなのかは不明だが、2019年2月中に発表される予定だという。ぜひオートサロン会場でいち早く目にしてほしい。
続いて紹介したいのは、まさにオートサロン開催初日の1月11日に発売となったルノー ルーテシアR.S.トロフィー アクラポヴィッチだ。こちらは、ルーテシアのなかでもっともレーシーなスペックをもつルーテシアR.S.トロフィーをベースにした台数限定車。
注目すべきは、レースシーンで活躍する欧州最大級のエキゾーストメーカー、アクラポヴィッチブランドのエキゾーストシステムが導入されていることだ。
よりレーシーな雰囲気を強調する見た目やエキゾーストサウンドはもちろん、チタン×ステンレスコンポジットマフラーはノーマルよりも3kgも軽量で運動性能アップに貢献する。加えて参考値ながら最高出力が2馬力向上しているところもポイントだ。
エキゾースト以外の見た目もこだわっており、F1タイプエアインテークブレード、サイドプロテクションモールフィニッシャー、リアエアディフューザー、「RENAULT SPORT」エンブレムがブラックで統一される。
コチラは100台限定で、イエローのジョン シリウスMが50台(359万6600円・税込)、ホワイトのブラン グラシエが50台(344万円・税込)という内訳だ。気になる人は、オートサロン会場でチェックし、すぐにルノーディーラーへ向かうべきだろう。
残る3台は既発売モデルだ。
オレンジのクルマはルノー メガーヌR.S.の6速EDCモデル。先に2月発表予定の6速MTモデルを紹介したが、アマチュアレベルなら、サーキットに持ち込んだとして、間違いなく6速EDCモデルのほうがタイムを出せるはずだ。AT限定免許でも操れる驚速FFスポーツとして、スポーティモデルファンには外せない1台だ。
そしてホワイトのワゴンボディは、ルノー メガーヌ スポーツ ツアラーGTだ。ボディが延長され、メガーヌの使い勝手をより向上させている。エンジンは1618ccの直列4気筒ターボで、205馬力/280N・mを発生。トランスミッションは7速EDCを組み合わせる。走りと使い勝手を両立させてたい人はぜひ注目してほしい。
最後に紹介するのは、ルノーのコンパクトモデル、ルノー トゥインゴ GTだ。希有なRRレイアウトを採用し、搭載されるエンジンはダウンサイジングされた897ccの直列3気筒ターボ。小排気量ながら109馬力・170N・mを発生し、わずか1040kgの車体を軽々と加速させる。組み合わされるトランスミッションは6速EDCなので、女性でも安心。ひと味違ったコンパクトカーがほしい人はルノーブースで実車をチェックすべきだろう。
また、会場ではルノーグッズの販売も行われている。アパレルから小物まで、さすがはフランスのセンス! 思わずサイフの紐が緩んでしまうようなアイテムが並ぶのでコチラも合わせて注目してほしい。