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悪燃費ゆえの巨大胃袋!? バカでかいガソリンタンク容量をもつ国産乗用車4選 (1/2ページ)

悪燃費ゆえの巨大胃袋!? バカでかいガソリンタンク容量をもつ国産乗用車4選

空の状態から満タンで軽く1万円以上になるモデルたち

 先日燃料タンクが車格やイメージより小さいクルマを紹介したが、反対に「これは強烈だ!」と感じるくらい燃料タンクが大きいクルマというのも、数は少ないながらある。車格やイメージに対するものも含め何台か挙げたい。

1)先代トヨタ・センチュリー:95リッター

 97年登場で5リッターV12というエンジンを積み、いかにも燃費が悪そうな先代センチュリーの燃料タンクは95リッターと日本車最大級である。

 では実用燃費はというと、筆者はこのセンチュリーにしばらく前から乗っているが、高速道路でリッター8km、総合するとリッター6.5km程度だ。それだけに最終的には同じ出費にせよ、筆者が自分のお金で空っぽになったセンチュリーの燃料を満タンにできることは当面なさそうだ(笑)。

 さらに誉められたことではないにせよ、クルマの性格上アイドリングしながら要人を待つことも多々あるのも考えると「95リッターでも足りないかも」とも感じる。

 なお5リッターV8ハイブリッドとなった現行センチュリーの燃料タンクは82リッターに縮小されているが、その分燃費も普通に乗っていればリッター10kmを割ることはなさそうなので、結果的に航続距離(おおよそ燃費×燃料タンクの容量となる、ワンタンクで走れる距離)は劇的に向上している。

2)トヨタランドクルーザー200&レクサスLX570:93リッター

 車重が2500kgを超えるグレードもある小山のように巨大な高級本格SUVであるランドクルーザー200とレクサスLX570は、燃料タンクも93リッターと巨大だ。

 まあランドクルーザー200は4600cc、レクサスLX570は5700ccのV8エンジンを積むだけに、実用燃費もリッター6km台と考えると、93リッターの燃料タンクの必要性もわかる。

 なおランドクルーザーの輸出仕様にはサブの燃料タンクを持つ仕様もあり、驚く。

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